長期的に見守るまなざしを
出張親子リトミックのように色んな方が集まるオープンな活動だと、初参加でまだ集団での活動に慣れない子ももちろんいます。
ちょうどイヤイヤ期も全盛期に向かうお年頃ですし、慣れない場なのに活動に意識が向きづらいことはごく当たり前のことです。
ですので今回も親御様には
「もしイヤイヤが始まっても気にせずにお子様が参加したいと気持ちが向いた時に、無理なくご参加くださいね!」
ということをお伝えさせていただきました。
レッスンが終わってから、あるお母さまとお話をした時に
「せっかく参加したのに今回はあまりできなかったけど、これから少しずつ慣れていきたいです。」
とおっしゃって下さいました。
初回で子どもの興味がまり向いていないと感じる場合「うちの子はあんまり好きじゃないのかな」と気持ちが遠のく方も中にはいらっしゃるかもしれません。
しかしそのお母さまは本質の部分を感じ取り、お子様のためにできることを前向きに考えて見守る心をお持ちで、とても素敵な方だなと感じました。
リトミックの活動は(リトミックに限らずだと思いますが)、短期的な即時効果が出るものではなく、長期的に継続することで
お友達の関わり合い、その中で知るルール、
音楽に反応して自分なりに表現すること、
などといった力が育まれていきます。
回を重ねるごとに子どもたちの成長を見守っていけることはとても楽しみですし、とてもありがたいことです。
長期的なまなざしで子どもたちを見守り、時にそっと支えたり、背中を押せる存在でありたいと思います。