でんでらりゅうば〜即時反応で遊んでみよう〜
でんでらりゅうば でてくるばってん
でんでられんけん でてこんけん
こんこられんけん こられられんけん こんこん
誰がいつごろ作ったのか、曲名も付いていないわらべうた。
曲の出だしがそのまま呼び名になったようです。
出られるならば 出ていくけれど
出られないので 出ていかないから
いけないから いけないから
いかない いかない
歌詞の方言はこのような意味になりますが、正確な歌詞の由来も定かではないらしく、それでも子供たちは意味なんてわからなくても、ただただ言葉の響きが面白いから。リズミカルだから歌い継がれたのだと考えられます。
今回は「でんでらりゅうば」をリトミックの活動において最大の特徴と言える「即時反応」を取り入れて遊びます。
即時反応は、いつ出されるかわからない「合図」をワクワクドキドキしながら待ち、合図が出されたら瞬時に反応し、表現すること。
例え思うような表現ができなかったとしても、止まらない音楽の流れの中ですぐに修正していきます。
集中力、予測力、判断力、身体コントロール…
子どもたちはあらゆる力を総動員させて、遊びの中でその力を高めていきます。
上手くいった時の嬉しさや達成感、上手くいかなかった時の悔しさや次は絶対成功させるぞ!という心の筋力も鍛えられていきます。
わらべうたは馴染みがない方にとっては、なんだか単調でつまらなさそうだなと思われるかもしれませんが、シンプルだからこそリトミックの即時反応のような仕掛けを取り入れて、ゲーム性のある複雑な遊びにも発展させることが出来ます。
幼児さんは手遊びや即時反応を使った遊びを、乳児さんは心地よい言葉の響き、メロディライン、リズムをママやパパの腕の中で感じながら。
ぜひお楽しみください♪