夏のクラフト〜裂く・はがす・貼る・動く〜
夏の絵本リトミックに続いて夏のクラフトを楽しみました。
スズランテープを裂く動作では、最初上手く出来ずに諦めそうになる瞬間もありましたが、コツを掴んだ途端に夢中スイッチが入りました。
親御様方から
「細かい作業が苦手なのに夢中になってて驚いた!」
「落ち着きがないのにとても集中していて驚いた!」
といったお言葉をよくいただきます。
しかし実際は細かい作業が苦手だったり、落ち着きがないと言うよりも、その方法のコツが体得できていなかったり、集中する環境が整っていなかっただけ、ということが多くあります。
子ども達はみんな、とても素敵なポテンシャルをうちに秘めています。
その潜在的な力をいかにして引き出すか。
リトミックのレッスンでは毎回、様々な角度から子どもたちの感覚に働きかけ、心を動かして感じながら気づき、子ども自ら学びの扉を開こうとするきっかけを作っていきます。
そして夢中になるポイントや表現方法は、本当に一人一人それぞれです。
シールの貼り方ひとつとっても、ランダムに貼る子や色を揃えて並べて貼る子もいます。
どんな表現も行動も、その子自身から湧き出てきた唯一無二の個性だということ。
それが認められる時間と空間がリトミックです。