リトミック0歳児クラス〜巧緻性タイムの様子〜


ある日のレッスンの巧緻性タイムの様子です。
大きな筋肉を使う粗大運動で体を沢山動かしたあとは、細かい筋肉を使う指先の巧緻性タイム。

この日は色薄葉紙をビリビリ破いたり、くしゃくしゃ丸めたりしながら音や感触を楽しんでもらいました。

0歳児さんのクラフトは何か形を完成させることよりも、様々な素材の音や感触を経験しながら体の使い方やコントロールを促していくことが主な狙いです。

3指で薄い紙を摘む。
手首を捻って破る。
そんなとてもシンプルな動きを、遊びを通して経験を重ね、学び、体得していきます。

最初はやり方がわからなくて紙を握りしめるだけだった10ヵ月の女の子は、先生やママが破る様子を見るうちに自分でもビリッと破けるようになりました。
まさに、自ら学び、自ら育つ姿。

破けると達成感を得られるのかニコーっと笑顔でアピール!

そしてそこから10分間も(!!)夢中になってビリビリと破り続け、驚きの集中力を持続させていました。

こうして夢中になることにじっくり寄り添えるのは、少人数レッスンだからこそだと思っています。
とても濃密な時間です。

そしてこの落ち着いた環境と空間だからこそ、子どもたちの潜在能力も引き出されやすくなると考えています。

潜在的な力が発揮される時の子どもたちは、自信に満ち溢れてキラキラと輝いて眩しいです。