0歳児の知的好奇心〜楽器あそびでの一コマ〜
本日は鏡開き。
お供えしていた鏡餅を下ろして、年神様に無病息災を願って食べる行事です。
丸いお餅が銅鏡のように見えること、そして神様が宿るお餅に包丁を入れることは失礼なので、木槌で割ったり手で割ります。
また“割る”というその言葉が縁起の悪い言葉のため、“開く”という言葉を使っています。
割ったお餅はおしるこやぜんざいに。
この時期に楽しみたいわらべうた「ペったらぺったん」(去年のコラムでもご紹介しています)。
お餅の大きさや重さを、動きの大きさや速さ、音のボリュームなどで変化をつけて遊びます。
「おすそ分け」ではかかわり遊びとしても楽しめます。
さて、4月に先駆けて本日より一足早く2025年度新規開講の土曜日クラスのレッスンをプレ開講しました。
新1歳児クラス(現0歳児)では、「ペったらぺったん」を太鼓を使って楽器遊びをしたのでその様子をご紹介。
ぞうさんの大きなお餅、アリさんの小さなお餅…
と大小の変化を体験してもらいました。
太鼓を叩くと音の鳴る仕組みが気になったのか、楽器に手を伸ばして裏から叩いたり、表を叩いて音の鳴り方を確かめていました。
0歳児さんにも既にこんな知的な好奇心が備わっています。
自ら試して、自ら学ぶ。
子どもたちの潜在的な力は侮れません。
ほんの少しのきっかけ、アクション、支えがあれば、その力を自ら伸ばしていきます。
今年も子どもたちの育ちのきっかけの場作りとなるよう尽力してまいります。