巧緻性・オノマトペ・動きを楽しむ秋のクラフト「葉っぱ遊び」

秋らしい爽やかな風が吹くようになり涼しい季節になりました。

秋のクラフトは折り紙で作った葉っぱ遊びを楽しんでいます。

葉っぱを作る工程も、作った葉っぱでの遊び方も、0歳からそれぞれの発達に沿ってその時期の育ちに必要な要素が含まれていて、どの年齢でもお楽しみいただけます。

①折り紙を三角に半分に折り、斜めに蛇腹折りをします。
②弧を描くようにちぎっていきます。


1歳児さんはここまでの工程を親御さんが作ります。
2歳児さん以降は様子を見てサポートしながら一緒に作りましょう。

③ちぎったものを開くと…葉っぱの形になっています!

1歳児さんも半分に折った紙を開く作業は自分で。
指先の細かな動きをたくさん使うので、とてもいい作業です。
紙を開くと赤や黄色の葉っぱの形になり、子どもたちから「わー!!」と感嘆の声が漏れました。

④葉っぱを高いところからヒラヒラと落として見せます。

この時、「ヒラヒラヒラヒラ…」と葉っぱが落ちる様子をオノマトペを使って声に出して、日本語ならではの音(オン)の楽しみ方をたくさん経験させてあげます。

追視の練習を積極的に行いたい0歳児さん。
人差し指・中指・親指の三指で紙を拾う、掴んでいるものを離す といった巧緻性を積極的に促したい1歳児さん。

そのほか、秋になると葉っぱの色が変わる「紅葉」というものがあることをお話ししたり。
ちぎる時のビリビリビリ…
紙を広げる時のペラッ
葉っぱを落とした時のヒラヒラ、くるくる…
たくさんの語彙やオノマトペに触れることもできます。

1歳児さんたちは「どうぞ」「ありがとう」のリトミックレッスンのかかわり遊びの発展も見られました。

最後には「集めて集めて集めてね♪」と歌いながら落ち葉拾いをして綺麗にお掃除します。

日本の四季や日本独特の表現、暮らしの様々なことにつながる動作など。
シンプルな折り紙遊びですが、そこに含まれる楽しみも奥深さも無限大です!

たくさん作って葉っぱの絨毯や葉っぱのシャワーを楽しむのもオススメです。