ギャラクシティプラネタリウム公演「長ぐつをはいたねこ」
GW後半の連休初日となる5/3(金祝)、ギャラクシティまるちたいけんドーム(プラネタリウム)にて、こども星空劇場「長ぐつをはいたねこ」が満員御礼で終演いたしました。
130名ほどのたくさんのお客様にお越しいただき誠にありがとうございました。
「キッチン・ワルツのこども星空劇場シリーズ」は今のところ毎回満席率100%となっており、ありがたい限りです。
こども星空劇場シリーズはコロナによる規制がようやく緩んだ2022年の夏にスタートし、その初回公演を飾った作品が「長ぐつをはいたねこ」でした。
約2年振りのギャラクシティでの再演公演でしたが、新たな演出プランを随所に散りばめパワーアップしてお届けできたのではないかと思います。
プラネタリウムならではの演出としては、前回に引き続きオープニングの迫力満点な惑星のパレードを。
そして本編ではドームいっぱいに広がる牧場や麦畑など。
新演出では雨や雷が降り注ぐシーンもありました。
私たちがとても嬉しかったのは、お客様の参加シーンで、大人も子どもも手拍子と声で積極的に関わってくださったことです。
キッチン・ワルツは「おはなしと、音楽と、皆さま方とで三拍子のワルツを」のモットーのもとひとつのステージを作ってきた通り、お客様に参加して頂くシーンを大切にしてきました。
しかしながら近年はコロナの影響で一緒に歌ったり、声を出すという行為が憚られ制限の中で代替案を出しながらどうにか客席とステージが一体となる仕掛けを作っていました。
それが今回、私たちから言わずとも何の躊躇いもなく自然と子どもたちが声を発し、私たちに向かってパワーを投げかけてくれたのです。
更には子どもたちだけではなく、親御様方もとても見事な参加シーンを作ってくださいました。
手拍子と掛け声で会場の空気がギュッと集約し、温度が上昇した時の高揚感と感動は、私たちの胸に深く刻まれました。
本来のキッチン・ワルツらしいステージがやっと戻ってきたと感じられ、とても嬉しく思います。
アンケートでは「満足」「非常に満足」が9割を占め、嬉しく拝見しました。
今回は初めてのお客様が多い中、2回以上にチェックを入れてくださっていた方も何人かいましたし、お子様の字で書かれた心がほっこりとするメッセージもありがとうございます。
今回の公演で「長ぐつをはいたねこ」は2015年の初演から上演回数が記念すべき10回目を迎えました。
これだけの再演数を重ねられることも、プラネタリウムで上演することも、9年前に作っていた時は想像もしていなかったことです。
色褪せることなく進化を続けて、いつも新鮮な気持ちで挑む機会を与えていただけることに感謝でいっぱいです。
次回プラネタリウム公演は8月12日(月祝)です。
演目などの詳細は近いうちに正式に発表ができると思いますので、ぜひ楽しみにお待ちいただけましたら嬉しいです。