夏の絵本リトミック〜海の生き物になってあそぶ〜

夏をたっぷり感じられる海の絵本を用いて絵本リトミックを行いました。
2歳児さんには少し長いかな…?と思ったお話も、前のめりな姿勢でじっくり聞いてくれました。

読み聞かせの中では、絵本に描かれている様々な部分に注目して興味関心を広げていく種まきも。
子どもたちも「これなに?」と好奇心旺盛に質問してくれましたよ!

読み聞かせの後は、リトミックの表現あそびに繋げていきます。

海の生き物になって動いてみよう!
何になってみたいかな?
その生き物はどんな動きをするのかな?

自分で考えて、やってみる。
体を使うことでお話の世界をよりリアルに体験でき、記憶はより深く刻まれます。

音楽はイメージを膨らませるお手伝い。
途中でふいに「水の動きだよ!」と
波のゆらめきのような表現をしてくれました。

海の生き物になっていたら、思わず波の動きもしたくなった!
自然な発露として湧き出てくる表現が素敵です。
せっかくなのでスカーフも使って色んな波になって遊びました。

大波、小波、ゆったりとした穏やかな波…

自分の体の動きで体感し、スカーフの動きで視覚的認知をしながら、イメージと現実を結び合わせて学ぶ子どもたち。

最後はスカーフのお畳みも自分たちでします。
柔らかく膨らみやすいリトミックスカーフは大人でも畳みにくい素材ですが、このジレンマも良いスパイスです。

子どもたちの自ら育とうとする力に寄り添い、支える役目をリトミックによっアプローチしていきたいと改めて思いました。