音と動きで体感する対比〜高い・低い/大きい・小さい〜
高い・低い、大きい・小さいなどの対比を音楽のニュアンスと体の動きで体感する活動です。
音の高低を聴き分けながら、体の動きを連動させていく。
音のニュアンスから感じるイメージを具現化することで、言葉と、音と、体で子どもたちは自然と認知していきます。
すぐには体が反応しなくても何度も繰り返して経験を重ねていくこと、そして自分で気づくことに価値があります。
この日のレッスンでは、高い=手が届かない、つまりジャンプしてリンゴを取ろう!
という思考の連鎖が見られました。
感じるままに表現し、それが認められるのがリトミック。
そして子どもたちから自然と出てくる表現は、なかなか核心をついていたりするから面白い。
大きい・小さいは、音の強弱と、それに伴う動きやエネルギーの違いを感じてもらいます。
強い音は空間も大きく、エネルギーは強い。
弱い音は小さな空間と、弱いエネルギーで。
やさしく、そーっと、の感覚もこのような活動の中で、子どもたちは自分の体を使いながら覚えていきます。