【第10回目】東尾久本町通りふれあい館親子リトミック

1/22(水)に記念すべき10回目となるふれあい館親子リトミックを開催しました。
沢山の親子の皆さまにお集まりいただき、1歳児クラスに関しては定員を少し越えての受け入れとなりました。


1月の活動は、ふれあい遊びやスカーフ遊び、楽器遊びなどを冬らしい音楽やわらべうたを使って楽しみました。

0歳児クラスでいつも驚くのは、Go & Stopの活動で音が鳴って動きがあるとき、音が止まって動きも止まるときを赤ちゃんたちが驚くほどしっかり感じていること。
その伝え方は満面の笑顔だったり、目がまん丸になったり、手がキュッと握りしめられていたり、それぞれなのですが、しっかりと表現として現れているのです。

好奇心と自我の爆発期の元気っ子たちが集まる1歳児クラスでは、もちろん強い自我を見せる瞬間もありましたが、教具のお片付けや、音の強弱と動きの大小などの対比を一生懸命模倣したり、自分で表現しようとする姿がたくさん見られ、とてもメリハリのある活動ができました。

2、3歳児クラスでは初めましての親子の方を始め、お馴染みのリピーターさんや、第2子をご出産されて半年ぶりに参加して下さった方もいました。
何度も参加してくれている子たちは、音楽が鳴ると自然と体が動き、繰り返し体験した中で息づいた表現が見られましたし、元気いっぱいの男の子も、ピアノや楽器の音が鳴ると集中して、こちらの動きをじーっと見て、自分でもやってみせてくれました。
終わった時には「もっとやりたい!まだやりたい!」と言ってくれた女の子もいて、嘘偽りのない素直な気持ちを伝えてくれることがとても嬉しかったです。


毎回何かしらのドラマが見られるリトミックですが、今回も音楽の素晴らしい力を実感する出来事がありました。
導入の時に人見知りや場所見知りでママにくっついて泣いていた子がいたのですが、少しずつ音に耳が傾き、笑顔が出てきて、最終的には自ら楽器に手を伸ばして意欲まで見せてくれました。
言葉のやり取りだけではきっと成し得ない、子どもたちとの心の交流を可能にし、ポテンシャルを自然と引き出す音楽の持つ魔法のような力を改めて感じた瞬間です。

コミュニケーションツールとして扱う音楽スキルは、私の最大の強みであり持ち味だと思っています。
1人でも多くの子どもたちと音楽を通じて心を通わせ、親子それぞれが心地よく過ごせる時間をお届けできるように、さらに精進してまいります。


次回ふれあい館親子リトミックは3月21日(金)の開催です。

そして、2025年度も引き続き隔月開催のご依頼をいただきました。
早いもので継続契約も3年目となり、長くお付き合いをさせていただけることに心から感謝いたします。