0歳児~2歳児の節分クラフト

今年は2月3日が立春となるため節分は2月2日です。
リトミックの季節のクラフトでは鬼の豆入れバッグを作りました。

0歳児、1歳児、2歳児クラスのそれぞれ、同じクラフトではありますが、年齢に沿って補助をしたり、しなかったり。
指先の巧緻性の育ちを促したり支えたり、そんな作業が沢山詰まったクラフト制作でした。
みんな完成するととても嬉しそうにしていました♪

豆をまいて福を寄せ、鬼を退治する「節分」。
親しみはあるけれど、その正しい意味まで知る人は少ないのではないでしょうか。

「季節の変わり目は邪気が入りやすい」と考えられ、また2月上旬はまだ寒く体調を崩しやすいことから一年間の無病息災祈る行事として行われてきました。

古来より日本人は、言霊の存在を信じ、言葉と霊力に意味を与え、暮らしのなかに取り入れてきました。
「豆=魔目(鬼の目)を滅ぼす」ということに由来されているという説があったり、また、豆は五穀(米、麦、ヒエ、アワ、豆)の象徴であり、農耕民族である日本人は、これらに神が宿ると信じてきました。

炒り豆にするのは、後から芽が出てこないようにするため。
もしも、芽が出てしまったら「凶事が起こる」と昔の人は大層恐れました。
また、「鬼の目を射る=炒る」という語呂合わせからきているという説もあるのだそうですよ!

邪気を払い、無病息災を祈り春を迎えるための(季節を分ける)行事が「節分」です。
決して悪い子を見つけてこらしめる行事ではございません(笑)

いにしえから伝わる日本の季節の行事の奥深さを知ると楽しみ方もまた変わってくるのではないでしょうか。