色んな素材の感触を楽しむクラフトタイム
乳幼児は体をたくさん動かし全身の感覚を使って
探究し、学び、習得、認識していきます。
舐める、握る、摘む、物を落とす、、
そんな動きを何度も繰り返す様子を目にすると思います。
運動機能の発達と知能の発達は、相互に作用しているとても密接な関係なのです。
本来子どもは遊びの中で探求し、認識と習得をするのが自然な姿ですが
近年はその体を使う遊びの機会が減っているようにも感じます。
例えば砂場遊びでは、砂の感触、泥の感触を知り
泥団子を作る時の水の加減、手のひら指先の力加減など
非常にたくさんの思考や気づき、刺激を体験する機会にもなります。
リトミックでは大きな筋肉を使う粗大運動と、細やかな筋肉を使う微細運動の両方を
バランス良く使って活動します。
自分で!の気持ちが強く芽生えてくる1歳児クラスでは、
お花紙と硬めの紙の2種類を使って子どもたちが自分でおにぎり作りをします。
柔らかい紙をクシャクシャにする
かたい紙をクシャクシャにする
その感触の違いや力加減の違い、クシャクシャする音の違いを味わいながら。
作ったおにぎりを持って音楽に合わせておさんぽに出発♪
途中のお弁当タイムではごっこ遊びの要素も取り入れます。
(1歳半頃からイメージする力がつき始めるので
この頃から暮らしの中での経験をもとにイメージして遊ぶごっこ遊びが始まります)
「いただきまーす!」
「あーん!おいしいね!」
「ごちそうさまでした!」
身近な生活習慣や声がけが遊びの中で育まれていきます。
このように工作と言っても1歳児さんでも簡単に取り組めて
更にリトミックの活動やごっこ遊びにも発展するような
複合的に楽しめるクラフトをレッスンでは積極的に取り入れています。