ヘンゼルとグレーテル現地リハーサルの様子
先日、ギャラクシティにて現地リハーサルを行いました。
オープニングの演出から本編の進行の
様々なチェックを行っていたらあっという間に3時間…!!
天球の操作とセリフの掛け合いや細かな照明プラン、音楽の尺決めなど確認事項は多岐に渡りますが、もう何度も一緒に公演を作ってきた経験の蓄積のおかげで、不安や心配は殆どなく安心してお互いがお互いの仕事をこなしているように思います。
普段は「見る人の想像する余白」を第一に考えて、華美な演出ではなく極シンプルな見せ方を中心としているキッチン・ワルツですが、プラネタリウム公演に関しては、天井高、ワイドな横幅の迫力あるステージに負けないインパクトのある演出に挑戦しています。
普段のキッチン・ワルツでは見られないプラネタリウムならではのダイナミックな演出を楽しめるのも魅力の一つです。
キッチン・ワルツ版ヘンゼルとグレーテルでは、貧しい暮らしながらも生き生きと暮らす姿が描かれるヘンゼルとグレーテルを始め、甘やかなお菓子の家の誘惑から魔女の見せ場など、ユニークでオリジナリティ溢れるおはなしの世界をお楽しみいただけるほか、
おかみさんと木こりの父親のやり取りでは、現代の子育ての孤独や孤立、苦悩、葛藤にも通づる解釈も含んでいます。
その葛藤や苦悩の先に、私たちキッチン・ワルツが子どもたちに届けたいメッセージとして、物語の最後に皆さまの心の中にあたたかなランプの光のように灯ることを願っています。
リハーサルの様子と公演ダイジェストをチラ見せ♫