いたばしアーティスト応援キャンペーン2021助成事業「歌とピアノのえほん劇場」
キッチン・ワルツの「歌とピアノのえほん劇場」が無事に終了しました。
“えほんのまちいたばし”で「いたばし国際絵本翻訳大賞」受賞作品の「こころやさしいワニ」「まっくろくろのおばけちゃんのぼうけん」の2冊をお届けしました。
この度の公演は、いたばしアーティスト応援キャンペーン2021の助成事業として開催いたしました。
ご支援下さった公益財団法人 板橋区文化・国際交流財団の皆様はじめ、絵本のデータをお貸しくださった岩崎書店様、絵本出張展示のご協力をして下さったいたばしボローニャ絵本館様、多方面のお力添えの元に実現した公演です。
そして、何年もキッチン・ワルツに携わってくれている広報や事務、照明に当日スタッフ…
いつも沢山の方々が温かく、力強く私たちを支えてくださっています。
出演者、スタッフ、誰ひとり欠けることなく当日を迎えられ、幕を上げ、幕を降ろすことができたことに、まずは何よりホッとしています。
「歌とピアノのえほん劇場」というコンテンツは今回キッチン・ワルツの初となる試みでした。
何事も初めて取り組むものは手探りになってしまうものですが、現状の様々な制限が生じている中での構成や演出は色々と悩ましく、まだまだ粗削りな部分もありましたが、お客様からいただいたアンケートを元に、更にブラッシュアップして継続していけたら…と考えております。
本来の客席数の半数の150席を売り出しましたが、午前の公演では130名のお客様がお越しくださり、大変賑わいました。
このような場を求めて下さっていた方が沢山いたのだということがアンケートからも伝わり、とても胸が熱くなりました。
今、少しずつまた劇場が開かれた場所になってきました。
キッチン・ワルツは「0歳から音楽と演劇を当たり前に楽しめる暮らしを」目指して立ち上げたプロジェクトです。
約10年前の発足当時から今まで、ずっと変わらず掲げてきたコンセプトです。
今後もまだ制限はあるかと思いますが、気軽に、身近なものとして子どもたちが芸術に触れることの出来る場作りをこれからも続けてまいります。
取材に来てくださったj:comさんの放送で当日の様子が少し見れますので、よろしければぜひ動画をご覧下さい。