ギャラクシティプラネタリウム公演 こども星空劇場「長ぐつをはいたねこ」
2019年12月のクリスマス公演を最後に、コロナ禍突入で企画が流れてしまっていたギャラクシティのプラネタリウム公演が、この夏、2年半ぶりに復活しました。
これまではプラネタリウムらしく星空を舞台に展開する書下ろし作品を作ってきましたが、この度は初の試みとなるプラネタリウムでのスライドミュージカルに挑戦となりました。
題して「こども星空劇場〜長ぐつをはいたねこ〜」。
キッチン・ワルツの代表作となりつつある「長ぐつをはいたねこ」を星空の中で上演するステージは、プラネタリウムならではの、“星空劇場”にふさわしくドームの星空がステージを美しく彩ってくれました。
本編前には星探しクイズなど、親子でお楽しみ頂けるコーナーも作り、拍手などで盛り上げてご参加頂きました。
2015年に初演を行った「長ぐつをはいたねこ」。
制作真っ只中だった当初、作曲に加えて決して本職ではないスライド作成にも追われており、切り絵で麦畑を作りながら「果てしない…」と感じていましたが、2022年の今、プラネタリウムのドーム仕様に加工された麦畑が壮大すぎる光景でひっくり返りそうになりました。
あの頃、まさかプラネタリウムで上演するなんて微塵も思ってもいませんでしたし、随分と遠いところまで来たなと懐かしく振り返っています。
チケットは発売日に即完売となり、キャンセル予約も受付終了という、大変嬉しい悲鳴でした。