【第8回目】東尾久本町通りふれあい館親子リトミック

第8回目となるふれあい館親子リトミックを、9/11に開催しました。
今回は前回からのリピーター親子さんを始め、半年ぶりや1年ぶりのお久しぶりなリピーターさんもいらっしゃいました。

まだ生後6ヶ月の赤ちゃんだった子が走り回っている姿や、よちよち歩きだった子がしっかりと自分の体のコントロールができて、おしゃべりも達者になっている姿を見ると感慨深いものがあります。

0歳児クラスでは、音楽が鳴ったら動き、音楽が止まったら動きも止まる、お馴染みのGo & Stopの活動で、とても表情豊かに参加してくれる赤ちゃんが沢山いました。
音楽と動きが止まるとムズムズする子がいたり、音楽が再び鳴り始めると「キャー!」と満面の笑顔になる子がいたり、自然と溢れ出る表現が愛おしい時間でした。

1歳児クラスではエネルギー溢れる男の子達も、音楽に反応して思わず体が動いたり、止まったり、こちらに気持ちを向けてくれる瞬間がたくさんありました。
半年ぶりに参加してくれた子が、レッスンの内容をとてもよく覚えていて色んなことを予測しながらアシスタントのように動いてくれたのも驚きでした。
「ゆーらん ゆーらん」と言葉と動きがしっかりと伴いながら表現していた子もいて、この時期ならではの成長の姿を見れました。

2歳児クラスでも半年ぶりほどのリピーター親子さんが参加してくれました。
すっかり体や意思のコントロール力が育っていて、音を聴いて、考えて、自分の表現をする、ということが上手になっていました。

繰り返しの力は偉大だなと感じるのは、リピーターのお子さんには必ずそれぞれお気に入りの活動があり、その活動をやることがわかると「ヤッター!」と喜んでくれるのです。
何度もやるからこそ自分の中での納得感も思考も行動も育っていきます。

毎回驚きや発見に溢れているリトミック。
お子さんがある日おうちで絵本を床に並べ出して「道!道!」と言うのでなんだろうと思っていたけど、今日のレッスンでボードの道をやったのを見て、これの事だ!とお子さんの行動に驚いていたお母様もいました。

「心が動くと表現(行動)したくなる」

それは人間の本能で、遊びはもちろん、これから先の勉強や仕事の原動力にもつながります。

様々なことに心が敏感に反応する仕掛けやきっかけを作って、表現(行動)すること、その表現(行動)が認められること。
その体験は必ず子どもたちの心の栄養素や生きる力の土台になるはずだと信じて、これからも微力ながらも子どもたちの心と体と思考の育ちにリトミックでアプローチしていきます。