アウトリーチ公演クリスマス親子コンサート@志村児童館
志村児童館様より『アーティストバンクいたばし』を通して今年2回目のご依頼いただき、クリスマス当日の12/25に親子コンサートを開催しました。
親子の皆さま、近隣保育園の子ども達、シニアの方までお越しくださり、大盛況となりました。
皆さま音楽に合わせて自然と体を揺らして楽しんでいたり、保育園の子ども達は素晴らしく素敵な歌声を揃えて響かせてくれました。
“音楽と演劇と皆さま方とで三拍子のワルツを”
キッチン・ワルツのコンセプトが見事に体現されていたコンサートだったと感じます。
今回はクリスマス当日の開催ということで、聞き馴染みのある歌や童謡、クラシック音楽を物語仕立てでお届けする「ドラマなおんがくひろば」シリーズよりクリスマスの物語を上演しました。
もちろん、ただ音楽や歌を楽しむだけでも十分なのですが、物語には私たちが大切にしたいメッセージも込めてお送りしています。
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(物語より一部抜粋)
肌の色が違う国の子どもや、生まれたばかりの赤ちゃん、赤毛の子、金色の髪の子、南の国の子、北国の子、健やかに駆け回っている子、病院のベッドで外を眺めている子…
北から南まで大人にも子供にも、裕福な人、貧しい人、ありとあらゆる人たちにプレゼントを届けに行きました。
哲学きつねくんは思いました。
『クリスマスって、プレゼントをねだるのじゃなくて、こうして厳かな気持ちで、家族や、友達や、だれかの幸せを祈る日なのかな…サンタさんは、その祈りを届けているのかな…』
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このシーンで大人の方たちの気持ちがハッと動く瞬間が見えたり、ショパンのノクターンに涙しそうになったと仰っていた職員の方もいらっしゃいました。
身近な人の幸せを願ったり、大切な人との時間を慈しむ、そんなクリスマスの祈りをお届けできていましたら幸いです。
キッチン・ワルツは様々な場所で催しを開催しています。
本格的なホールやプラネタリウム、そして2012年の発足当初から大切にしてきたのが児童館のような地域に密着した場所でのアウトリーチ公演です。
小さなお子様も気軽に、身近な場所で、リラックスして参加出来る場作りを引き続き大切にしていきたいと考えています。
ご参加くださった皆さま、ご支援下さった児童館職員の皆さま、ご縁を繋いで下さった(公財)板橋区文化・国際交流財団様に心より感謝申し上げます。
公演アフタートークをラジオで配信中です。
ぜひお聞きください。
【アフタートーク】